国内系と外資系 航空会社の違い

国内航空会社といってもANAやJALといった大手もあれば

その関連会社やLCCなど色々ですよね。

外資系航空会社もお国を背負った国営航空会社もあれば

LCCまで様々。

でも国内系と外資系、やっぱり全くカラーが違いますよね。

国内系航空会社ってどんな感じなの?

国内は皆さんがイメージしている通り

キッチリシッカリしていますよね。

細かい所までよく行き届いている、気が利くという素晴らしさ。

乗客として利用するには、かゆい所まで手が届く会社が多いので

無礼極まりない!なんてことは無いはず。

逆にマニュアルに縛られすぎたり先輩から目を付けられないよう、

自身の良い個性はお蔵入りなんてことも。

国内系はサービスの質・内容にムラがあってはいけませんから、

どうしても画一的サービスになりがちですよね。

それが悪いということでは全くないですよ!!

その点、外資系は個性尊重というか自由なので、

もちろんマニュアルに添いつつ、自身の個性を出すことができます。

海外旅行に旅慣れた方などは、日系のサービスより

外資系の方が良いという方もいらっしゃいますよね。

もちろんお値段とかマイレージの兼ね合いとかイロイロ

おとなの事情はありますが、せっかくその国に行くのだから

その国の航空会社に乗ってみたいというか。

アッチャー!かもしれないし、

めっちゃ良かったやん♡かもしれないし。

そこはくじ引き状態だけど、そんなところも外資系ならではのオモシロさね。

CAであろうがグランドであろうが基本的に女性が多い

職場ですから先輩後輩などしっかり上下関係もあるわけで。

特にCAなんぞや、女の世界ですから

そりゃあもうイロイロありますよね。

ホラーと思うようなことも・・・

まあ、このあたりの話はまた別の機会にお話するとして、本題。

航空会社で働くといっても機内(CA)、空港(GS)、市内(総合職系)と

勤務場所が全く異なりますよね。

それでも国内系航空会社はどこも似たり寄ったりだと思います。

良くも悪くもザ・日本の企業です。

大手であろうが地方路線であろうが、

似たような印象です。

年功序列感というか、先輩後輩関係とか

「航空会社だから」は関係無く、基本ザ・日本の会社です。

だから他業種から転職してもあまり違和感なく

馴染めるのではと思います。

良くも悪くも日本の文化がしっかり根付いています。

なんとなくですが働いている人の雰囲気も似ているような気がします。

もちろん個々の能力やキャラクターは違えど、

やはり新卒採用がメインになるので社風に合っているか?

も重要なポイントですよね。

そんなわけで、根っこの部分がわりと似ているなという印象です。

それに比べると外資系は!

外資系航空会社ってどんな感じなの?

まずスタッフの個性が強烈、動物園のようですよね。

あ、これ嫌味とかではなく褒め言葉です。

ライオンみたいな人もいればカピバラみたいな人もいる。

皆見ている方向がバラバラだったり

違うこと考えていたり。

おいおい、それで会社は成り立つのか?!

心配ご無用。

それぞれの良い個性がミックスされるのです。

外資系は個性重視。

まさにこれです。

市内支店勤務の様子は?

個性的な動物園的要素が一番濃いかもしれません。。

市内支店は、発券カウンター、予約、営業、マーケティングなどの他

経理や総務など日本支社機能を持っているいわゆる総合職です。

予約には予約の言い分、

営業には営業の言い分がありますからね。

色んな意見があって切磋琢磨するわけです。

ミーテイングをすると意見交換が活発です。

黙って書記に徹するなんて絶対にあり得ません!

静かな人がいると、上司(本国の外国人)から

何か意見は?と問われます。

参加していることをアピールしなければ

使えないヤツになってしまいます。

外資系航空会社の市内支店の業務詳細については別記事で

改めて深堀したいと思います。

空港勤務の様子は?

外資系航空会社の場合、空港業務はハンドリング会社に

委託している会社がほとんどです。

その昔は自社でしっかり固めていた外資系航空会社もありましたが、

今は殆どがハンドリング会社に委託されています。

じゃあ外資系航空会社に入社してしまうと空港業務はできないの?

というと、もちろんあります。

レップ(Repserentative)としてその航空会社の責任者として

空港業務に就きます。

つまり、空港業務に関わる業務の全てにおいての判断決断力が求められます。

大所帯の会社だと数名ですが、1人ということもふつーにあります。

出発の担当、到着の担当などその日のシフトに合わせて

持ち場がありますから、常に1人で行動し判断できる人でないと

務まらない仕事ですね。

だから外資系航空会社で空港業務は新人さんはかなりハードルが高いです。

どんなに語学ができても使い物になりませんもの。

だからリクルート情報も空港内にある各航空会社事務所が入っている所に

張り出されていて、即戦力命なわけです。

空港内での転職もフツーにあります。

昨日までA航空、今日からB航空とか。

それはお互い様ですし。

外資系は転職は当たり前の世界なのでさっぱりしています。

キャビンアテンダントの様子は?

こちらも個性豊かでバランスが取れていると思います。

あまり良い例えではないですが、

しっとり系もいればガテンな姉御系もいたりで

個性豊かな雰囲気です。

国内航空会社の人間関係が嫌で外資系に転職した

という方も多いですし。

何よりも日本人CAが1人というところもあれば

5名以上乗っているところもあったりと違いはあるものの、

一緒に乗務するのは外国人クルーの方が多いので

和気あいあいとやっている印象です。

多国籍クルー過ぎると、クルー同士の揉め合いも

あることはありますが、自国のクルーと日本人クルーだけ

の乗務ですと、その日の乗務だけの仲ですし、

さっぱりとした感じでフライトができます。

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