外資系航空会社を目指している方でしたら
一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
リファレンスチェック
何をどのようにするのでしょうか?
チェックしていきましょう。
リファレンスチェックとは
リファレンスとは参照する、参考するといった意味ですから、
めっちゃ簡単に言うと受験者、採用候補者の身元調査的なものです。
身元調査とはいえ、家庭環境など個人情報をチェックするものではなく、
受験者が前職でどんなぐあいに働いて、どんな人だったん?
を前職の職場の人に確認する作業なわけです。
どんなことがチェックされる?
どんなことがチェックされる?
一般的にチェックされるのはこんなところです。
- 募集業務にマッチした仕事を前職で行っていたか?
- 前職でのパフォーマンス
- スキルの確認(英語力含む)
- コミュニケーション力
- 勤怠状況
- 退職理由
どこまで深堀するかは、会社にもよりますが、
およそこれに沿って確認されます。
気をつけなければならないのが、
レジュメ(履歴書)や職務経歴書にあえて書く人がいないであろう項目、
例えば・・・
遅刻や体調不良による欠勤が多い、
休職期間がある、
円満退職じゃない とかとか
外資系航空会社は外資系企業ですから、
レジュメはみなさん自己アピールの場なんですよね。
あれができるこれもできると。
でも日常の勤怠やレジュメからは見えてこない
本当の受験者の姿をあぶり出されるわけです。
怖・・・
ぶっちゃけ初めてリファレンスチェックを求められた時は、
こわーって思いました。
リファレンスチェックは必ず求められるもの?
外資系航空会社の場合、スーパーバイザー、マネージャークラス以上の
募集の場合、リファレンスが求められることが多いと思います。
それなりのポジションでの採用の場合に求められるもので、
一般スタッフレベルでの採用試験ではあまり無いのですが。
ですが、私が受けた航空会社はスタッフレベルの採用試験(総合職)でもありましたよ。
その航空会社の説明として「本国から必ず求められるので」との説明でした。
外資系航空会社の日本支社はグローバルで見たら一支店。
HDQ(本社)様のご意向は絶対服従です!
レフリーをお願いする
レフリーとは、リファレンスチェックを引き受けてもらう前職の上司や
同僚など、いわゆる自分を推してくれるであろう推薦者です。
私の時は
「最低でも2名、できたら3名お願いします」
とのことでした。
転職活動って、現職で働きながらコッソリ転職活動することが多いですよね。
上司や同僚に予め根回しすることも一理ありますが、
なかなか転職活動をオープンにはできないですよね。
仮に上司や同僚が転職活動に理解があったとしても
内定が出る前の段階で現職場にレフリーをお願いするのは気が引けます。
だってですよ?
内定前にリファレンスするわけだから
万が一ごめんなさい!だったりするかもしれないじゃないですか。
だから現在進行形で勤務している職場の人に
レフリーをお願いすることは(私は)避けたかったので、
ネゴ(交渉)しましたよ。
「現職のスタッフに依頼することははばかられる」と。
そうしたら本社と掛け合ってくれたようで
「前前職、もしくは取引先の方でも構いません」と代案をいただけました。
アメリカのように転職、リファレンスが当たり前の文化になっていれば
常に転職を意識してレフリーを誰に依頼するかなど根回しがしやすいと
思うんですよね。なんというかお互い様ですよね、みたいな。
一度リファレンスを経験してしまえばそんなに不安になることでは
ないのですが、それでもやっぱりドキドキヒヤヒヤしますね、私は。
どうやってリファレンスチェックを乗り切るか?
また書きたいと思います。
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