アジア系航空会社の制服
航空会社といってまず思いつくのは、CAさんが颯爽と着こなす制服ですよね。
外資系航空会社といえばお国柄をストレートに表し、その航空会社を見ると、
社風だけでなくその国らしさも垣間見えるもの。
それがアジア系となれば、その国の民族衣装だったりと、会社の看板どころか
その国そのものを背負っているようなもの。
特に東南アジア系の航空会社はシンガポーつ航空のサロンケバヤ、ベトナム航空の
アオザイなど、民族衣装が制服となっていて、エキゾチックで旅を盛り上げ
楽しませてくれます。
私も民族衣装が制服の某アジア系航空会社に勤務していたことがありました。
そこは体重、口紅の色まで指定され肌のコンディションまで見られるのは当たり前。
いかに「民族衣装に似合うか」というポイントも重要でした。
体のラインがハッキリと出る民族衣装でしたので、痩せすぎても太りすぎてもNG!
民族衣装って不思議なもので、痩せすぎさんには似合わないです、ホント。
出るとこでて引っ込むところ引っ込むナイスバディ(←死語)が求められます。
メリハリある体つきは、ピッタリフィットしボディラインを強調する民族衣装を
美しく着こなすことができます。
民族衣装は完全オーダーメイドが基本なところが多いです。
だって身体のラインにキッチリ寄せて来ますから、S/M/Lの3展開なんて聞いたことがないです。。。
入社すると制服採寸があります。
大体本社お抱えの仕立て屋さんでフルオーダーで作ってもらいます。
私も入社して制服採寸のためだけに本国に飛んだ記憶があります。
人事部から制服採寸のお知らせがメールでペロンと1通届いたはず。
日時と住所が書いてあるだけ。笑
制服採寸のためだけに自社便に乗って行ったというね。
採寸も腕の長さや二の腕まわりなど十数か所?位に思っていたんですが。
バストトップとバストトップの長さ(チ◯ビとチ◯ビの距離ね)とか胸の出っ張り感とか
めっちゃ細かく測っていて、お腹引っ込めるの止めたわ。
だってそこまで緻密に採寸されてるとなると見栄張ってもしゃーないなって気持ちに。
だから等身大で採寸してもらった方が身のためと思って凹ませるのやめましたよ。
それから1ヶ月程したある日、
完全オーダーメイドで作った世界に一つだけの制服が手元に届きました。
他人の制服は着れないよ、と先輩に言われていたが、本当にそう。
ピッタリジャストサイズで出来上がってきましたからね。
太ることは絶対NGだけれと、痩せたら貧相になるかもと。
そしてもう1つ忘れてはいけないのがメイクです。
迫力のある民族衣装に対してメイクがナチュラルメイクだとめっちゃ貧相に!
制服に負けてしまい、ユニフォームに着せられてる感ハンパないんです。
だから化粧も雰囲気もそれなりに迫力が無いとアンバランスになってしまうのですね。
例えは適切ではないかもですが、銀座のお姉さま?と思う位濃いめのメークが
ちょうど良かったりするのです😊
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