CA一次面接対策 〜入室3秒の法則〜

    こんにちは、外資系エアラインでかれこれ15年、予約だ発券だ営業だと、あちこちの部署を渡り歩いてきたマダムです。ついでに言うと、採用面接で面接官側に座っていたこともあるのよ。

    今日はその経験を武器に、CAの一次面接、通る人と落ちる人の分かれ目について、正直に語らせてもらうわね。

    一次面接は、入室3秒で決まってるって知ってた?

    大げさに聞こえるでしょうけど、これ本当なの。

    入室してからほんの3秒、面接官はもう目の前のあなたに対して、直感的な印象を持ってしまっているのよ。しかも厄介なことに、この最初の印象、面接が終わるまでほとんど覆らないの。日系も外資も基本は同じ。だって接客業だから。接客業といっても、何か物を売るという目的がある販売員ではないから、じっくり話すこともない。そう、CAに必要とされている力は、まずは一瞬のチラ見、一瞬の印象がとても大事なのよ。第一印象は、ちょっと冷たそうだったけど、話したらすごくいいCAさんだったわ~ではダメなのよ。しゃべらずとも遠くから見てもよさげな印象を植え付けられる。これが大事。

    面接で第一印象が良い人は、途中で言葉に詰まっても「一生懸命伝えようとしてるのね」って好意的に見てもらえる。逆に第一印象でつまずいた人は、その後笑顔で頑張ってもどんなに立派なことを話しても「なんか違うのよねぇ」って違和感がずっと拭えないまま終わっていくの。

    これ、面接官を何年もやってきたマダムからすると、怖いくらい当たる法則よ。実際、同じ質問に同じような模範解答で返してきた子でも、入室の3秒で受けた印象次第で、面接官の心の中の点数が全然違うところからスタートしてる、なんてことがザラにあったわ。

    つまり、一次面接でなかなか通らないあなた。話す内容を磨く前に、まず入室前数秒から振り返ってみて。

    CAセミナーに大金つぎ込む前に、ちょっと待って

    巷にはCA対策のセミナーがあふれかえってるわよね。もちろん、そこで得られる知識や練習の機会に価値がないとは言わないわ。

    でもね、採用の現場をずっと見てきた立場として本音を言わせてもらうと──実際に複数の航空会社から内定をもらうような子って、そういうセミナーに何十万円もつぎ込んだ子じゃなくて、拍子抜けするくらい案外「ふつう」の子であることが多いのよ。

    彼女たちに共通してるのは、CA一本に絞らず、商社やホテル、外資系企業なんかも並行して受けて、自然体でこの人と働きたいと思わせる力があるのよね。付け焼き刃の「CAっぽい話し方」とか「CAっぽいメイクや笑顔」ばかりフォーカスするのではなく、どの企業でも欲しいと思う共通の人材が、やっぱり面接官の目に留まるわけよ。

    結局、どこの企業もほしがる人材であることが大事ってこと。

    つまりね、CAだけが特別な資質を求められる仕事じゃないの。もちろん身体条件などあるけれど、第一印象はどの業界においても大切なこと。CAに限った話じゃなく、どの業界の採用担当も同じところを見てるものだと思うの。少なくともマダムは面接官の立場で沢山の応募者を見てきて思ったことよ。何百人と同じような服装、髪型、メイクをしていてもやっぱり違うのよ。

    だから、CA対策だけに時間もお金も全振りするより、その分を自分磨き全般に使うほうが、結果的に近道になることが少なくないわ。

    じゃあ第一印象の何を見直せばいいの?

    なかなか自分の第一印象ってわからないわよね。キレイじゃないとダメなのかな、、?いいえ、そんなことはないわ。心配無用。第一印象を改善する次回ちょっとしたコツでグンと変えられるわ。それはまた次回。

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